ブックレターの「たわみ」について

ブックレターの「たわみ」についてのご質問がいくつか届いていますので、
こちらでまとめて回答致します。
書籍のようにぴたっとせず、紙と紙の間にふわ〜っと空気が入る感じ

が気になる方も多いと思います。（実際に作ってみたら）
「たわみ」はある程度は仕方無いと思います。
本文用紙にシワが付くぐらいだとちょっとマズイですが、
折り紙で何かを作る場合でも、完全にピタっと重なるコトは
ありませんし、折り目のせいで1〜2ミリのズレは出てしまいます。


とはいえ、たわみで書きにくいというコトでは
レターセットの役目を果たしていません。
私が取っている方法は、紙と紙を貼り合わせるときに、
0.5ミリぐらい離してテープでとめています。
こうすると折りやすくなります。
あとは、マスキングテープでページをめくる側に
デコレーションをしますが、貼り合わせる際は以下の様にやってみると、
少しはたわみがなくなります。



折った直後のモノ。おもいっきり本文用紙（白）が見えていて、
このままでは非常に見映えが悪いです。
これは表紙となる紙が、表紙にできる大きさよりも小さいからです。
背表紙分数ミリ幅、大きめの紙にしないといけません（本当は）。
ただそれを考慮すると非常にめんどくさくなり、
気軽に作れるとは言えなくなるので、
その部分をマスキングテープでカバーするワケです。



折りあがったモノをヨコ向きにして、
画像のようにマスキングテープを貼ります。折り返すので、
マスキングテープ幅の半分はペロリと出しておいてください。
折り返す前にテープが貼ってある方向に、
軽く空気を抜くように平らにならします。



見開きにならない程度に持ち上げて、残り半分を貼ります。
貼り終わったあと端をカットして、再度ページをめくる側へ
空気を抜くように平らにならします。
それを残り3ヶ所同じように行ないます。



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