atelier secret response

文通に使用する便せん/封筒の自作品、デコレーションをアップしています。

セーラーペンクリニックin新宿伊勢丹 に行ってきました


【セーラーペンクリニック スケジュール】
年末に購入した「プレラ色彩逢い」、しばらく使ってみて
やっぱりイエロー、ライトブルーのインクフローが宜しくないので、
またまたペンクリニックで調整をかけてもらいました。
今回はセーラー万年筆さんのペンクリニックです。
万年筆ユーザーにはセーラーさんのペンクリの方がメジャーですね。
多分、インクとペンの相性が宜しくないからなのでしょうが、
パイロットさんのペンクリは、行けるとしたら多分4月頃。
それまで待てなさそうなので、レポートを兼ねて行ってきました。


都内では今年初(というか数ヶ月開催されていない)なので、
多分人も多いだろうと予測。初日のなるべく早い時間を狙いました。
会場には10:30頃に着きましたが、既に受付番号は20番代。
開始30分ですでにこの人数…ちょっと甘くみてましたね。
ただ、一人にかける時間は大体5分前後でしたので、思っていたよりかは
サクサク進んでいた様に思います。


ペンクリは長机2つ分のスペースに、ペンドクターと受付の方
(文具売場の販売員)がいて、受付の方に番号札をもらいます。
人数が多い場合はそれなりに待つので、売り場をウロウロしたり。
私は他の方の万年筆を見たかったので、その場にずっといました。
やっぱりというか、中年のおじさんが殆どでした。
女性も私が見た限りでは2名ほどいました。出す万年筆も金ペンばかり。
その中でもペリカンの「スーベレーン」が半分ぐらいでした。
どれだけスーベレーン普及しているの?! というくらい、
スーベレーン率が高かったですね。セーラーの万年筆よりも
こっちの方を見ている方が多いかもしれませんね。
そんな中、私が出す万年筆は「プレラ色彩逢い」なので、
あの場では浮いていたかもしれません。
ちなみに今回は2本まで診てもらうコトができましたが、
混雑時は1本しか診ていただけない場合があります。


プレラ2本、ペンドクターに診てもらいまして、
やっぱりインクとペンの相性が良くないというコトでした。
ライトブルーの方はエルバンインクを入れているのですが、
「エルバンはパイロット万年筆に入れないほうが良い」と。
インクの粘度が関係しているそうです。
エルバンインクは粘度があまり無く、滑らかにペン先から流れないから、
調整をかけてもガサガサな感じになるかもしれない。
パイロット万年筆にはパイロットのインクがいちばんだよ。

というコメント。
セーラーのジェントルインクを入れているイエロー軸の方も
調整をかけてもらい、スルスルインクが出る様にしてもらいました。
セーラーのインクは、パイロット万年筆に入れてもまあ大丈夫。
というコメントをもらってきましたので、
インク工房で作ってもらったインクは大丈夫そうですよ。


エルバンインク…正直、ガラスペンで使った方がキレイだなと
思ったので、今ペンに入っている分をあらかた使ったら
インクを変えようと思います。…しかし入れたいインクが…
パイロットの色彩雫に無いのです。明るい水色が欲しい私。
コレは「インク工房」で作ってもらうしか無いかな…ディアボロミント。
もうひとつ、グリーン軸に入れたいと思っていたインクも
エルバンのライトグリーンでしたので、コレも変更しなければ。
やっぱり作ってもらいますかねー。
月末に伊東屋でインク工房があるみたいですから、
足を運んでみようかしら。


セーラーさん、パイロットさんのペンクリに行ってきましたが、
パイロット万年筆をお持ちの方は、パイロットさんのペンクリを
優先させたほうが良いです。 基本は購入したメーカーで統一する。
外来モノ(ペリカンとかアウロラとか)はセーラーさんの方が
診てもらいやすいかと思います。
パイロットさんの方は販促も兼ねているため、
地方のペンクリでも、パイロットの支店長クラスの方が
立っているコトもよくあるそうですよ。診てもらった後、
売り場で話をするのも楽しいですね。
セーラーさんは受け皿が広いのと、万年筆マニアが足を運ぶので、
こっちはこっちで楽しいと思いますよ。


ちなみに…安い万年筆でも診てもらえますからご安心を。
中には付録の万年筆を出す方もいるとか。
但しモンブラン製品に関しては、内容によって診てもらえない
場合もありますのでご注意下さい。


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