atelier secret response

文通に使用する便せん/封筒の自作品、デコレーションをアップしています。

「紙モノ」という趣味について考えてみる

とある方のブログで、「紙モノという趣味」について考えさせられる話が
掲載されていたので、私も考えていたコトを記しておきます。


「紙モノ」…紙を収集したり、お手紙書いたり、コラージュしたり、
ペーパークラフトしたり、紙を何らかの形で扱うコトを、
このブログを読んで下さっている方々は自然に行なっていますが、
一般的には「新聞・雑誌・チラシ・会社の書類」で使う認識だと思います。
ソレ以外で使う場面は、日常生活の中では意識しない限り無いです。
私は毎日お手紙関係で紙を扱っていますが、お手紙も電子メールで
置き換えられますし、紙モノに興味が無い主人は、紙を扱う時といったら
会社の書類ぐらい。主人に「紙をどう楽しむの?」と言われる始末(笑)。


ネットやブログをやっていると、自然と同じ趣味の方が集まります。
だから錯覚しやすい。確かに紙モノ関係の書籍は増えていますし、
雑貨マステが認知されてきました。
でも、日常生活で必要かどうかといったら、先述した新聞や書類レベルで
事足ります。それ以上のコトを楽しむには、自ら動いて情報収集する
必要があります。要するにパッと見分かりにくい趣味なのです。
…というのを、頭の片隅に入れておいた方が
ショックをそれほど受けなくて済むかなと。


私は便せんのデコレーションは行いますが、コラージュは全く行いません。
(見るのは好きです。自分ではしないだけ。)
文具ブロガーさんが、ペーパーナプキンやお弁当のカップ
コラージュの材料にしていると知った時は衝撃を受けましたもの!
その発想はなかったわ!」って。
そういう発想は常日頃から訓練していないと出てこない。
正直、素人には近寄りがたい雰囲気があると思います。
日常的なモノではなく、アートの世界ですよね。


私が日常行なっている「便せん・封筒の自作」も、
一般的には変わった趣味です。が、それで良いのです。
私は自分が(便せんや封筒の自作が)好きだからやっているだけ。
(そもそも自作をやっているのは、「自分好みのレタセが使いたい」からです。)
分かる方にだけ分かって頂ければ良いと思っています。
だからこそネットやブログの価値があるワケで。


ブログをやっていると、作ったモノをアップして他の方に見てもらえる
のが嬉しいのですが、逆に読み手のウケを狙おうとして、
媚びてしまうモノを作ってしまうコトもあります。
私自身があまりしっくり来ていないモノは、こんな感じです。
まあ、毎回クリティカルなモノが作れるワケではなく、
実験作も多々ありますが、そういうのも「行なったコト」の記録として
アップしていきたいと思います。


「紙モノ」という趣味を世に広めたいのであれば、
自ら率先して「紙モノは楽しい」とアピールするのがいちばんです。
楽しんでいる人にいろいろ集まるのは自然の摂理ですからね。


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