atelier secret response

文通に使用する便せん/封筒の自作品、デコレーションをアップしています。

万年筆で指や手を汚さない様にするには…

最近お手紙内の話題で盛り上がっているのが「万年筆」のコト。
ありがたいコトに、私のブログのエントリを見て、興味を持ったり
使い始めたというのを若干名聞きました。
万年筆はどの価格帯でも、扱い方はほぼ一緒です。
使い始めたばかりの方が悩んでいるのは「指や手にインクが付く」
というコトなので、今回エントリを立てて対処法を書いてみました。
同じ様なコトでお悩みの方は、今回のエントリを読むと
参考になるかもしれません。


<汚れる原因>
・握り方が悪い
・キャップ内にインクがついている(汚れている)
・万年筆自体が不良品、もしくは故障によるもの


正しい握り方についてはここで解説するより、ネットで調べた方が
分かりやすいと思いますので割愛します。
万年筆はボールペンやジェルペンと違い、
ペン先に近いところを持つのではなく、キャップと本体(軸)の
接合部分付近を持って使うペンです。(緑の部分)

指が汚れるという方は、恐らくペン先部分と軸の接合付近(赤部分)を
鉛筆のように握っているのではないでしょうか。


赤枠のペン先と軸の接合部分は、結構インクが付着しています。
ティシュで接合部分を拭くと、インクが付きます。
※ところでルーシーさん、ペン先汚れすぎ!?

「プレラ色彩逢い」だと分かりやすいでしょうか。
ご覧の通りペン先との接合部分近くまでインクが来ています。
通常は、接合部分からインクがドバっと漏れるコトはありませんが、
多少のインクはどうしてもついてしまいます。
インクビンから吸い上げてインクを入れる場合は、
接合部分までビンにつけるので、それが残っている可能性もあります。
何にせよ、ペン先とその付近を握って書くのはあまりよろしくない。
というコトです。安価なモデルだとプラスティック軸で、
割れてインクが漏れるというのもあります。


万年筆をキレイに使うには、キャップのお手入れが不可欠です。
万年筆はペン先刻印部分を上にして、水平に保管します。
それ以外で保管すると、キャップ内にインクがたまります。
それが指や手の汚れにつながるので、
定期的にキャップ内をお掃除する必要があります。
キャップ内に綿棒やこより状にしたティシュを入れ、
ぐるぐるかき回すと結構インクがついていたりします。こんな感じで。

久しぶりにルーシーさんのキャップを掃除したら、
こんなにインクが残っていました…。
このままだとキャップと軸の接合部分も汚しかねないので、
定期的にお掃除しましょう。


万年筆の調子が悪い場合は、ペンクリやメーカーに診てもらうのが
いちばん良いです。あと、安価なモデルは軸がプラスティックとかなので、
衝撃でヒビが入ったり割れるコトもあります。
プラチナ社の「プレピー」は、普通に使っていても
そのうちキャップが勝手に割れたり外れたりするらしいので(笑)、
定期的に新品を購入するのが良いとのコトです。


とりあえずはペン先と軸の接合部分・付近を握らないコトで、
大体回避できるのではないかと思います。


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